日本エスペラント運動100周年を機に、立て続けにザメンホフ本発行される

 2006年は日本エスペラント協会(JEA)が設立され、日本に組織的なエスペラント運動が始まった1906年からちょうど100年になります。なお、この年には日本初の学習書「世界語(エスペラント)」を二葉亭四迷が書いて、ブームを起こしました。
 また、2007年には横浜で第92回世界エスペラント大会が開かれます。世界中から3000人以上の人が集まり、通訳なしで会議・旧友との語らい・遠足・国際芸術の夕べなどを行ないます。あなたも今から勉強すれば間に合います。
  なお、日本では1965年に第50回記念世界エスペラント大会が東京で行なわれています。
   ザメンホフ通り
― エスペラントとホロコースト ―

  本体価格: 2,800円
  著者: L.C.ザレスキ=ザメンホフ
     ロマン・ドブジンスキ
 監訳: 青山 徹・小林 司・中村正美
 454ページ
  発行所: 株式会社 原書房
  2005年1月発行
  ISBN: 4-562-03861-6
  帯紙説明:
 「17歳のとき、死体運搬用荷馬車にもぐりこんで脱出しました・・・」

ホロコーストを生き延びた“ザメンホフの孫”が語り尽くす「ワルシャワ・ゲットーの生活」「強制収容」「ユダヤ問題」「世界共通語(エスペラント)と平和の運命」。
エスペランティスト共同訳でついに刊行!
「朝日新聞」「週刊金曜日」などで話題
   ザメンホフ
― 世界共通語(エスペラント)を創ったユダヤ人医師の物語―

  本体価格: 1,800円
  著者: 小林 司
 298ページ
  発行所: 株式会社 原書房
  2005年1月発行
  ISBN: 4-562-03862-4
   帯紙説明:
 ロシア革命、そして民族破壊(ポグロム)の嵐にさらされた抑圧下ポーランドで、一貫して民族平等と平和を訴え続け、やがて世界共通語へと結実してゆく。“早すぎた民主主義者”が闘った波乱の生涯!
「時代が人類をゆさぶっている深い熱望を彼は読みとったのだ」(ロマン・ロラン) 
   武器では地球を救えない
― エスペラント語をつくったザメンホフの物語 ―
  本体価格: 1,300円
  著者: 和田 登
 画家: 高田 勲
 190ページ
  発行所: 株式会社 文溪堂
   2004年12月発行
   ISBN: 4-89423-427-0
  帯紙説明:
 100年以上前、世界の平和を目指して世界をつなぐ言葉をつくった男がいた・・・

 民族同士、国同士が争い、世の中が戦争へと傾斜する中、ユダヤ人として迫害された自らの体験をもとに“言葉”から平和を考えたザメンホフの物語


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