エスペランチストのためのIT講習会(講義録)

 2002.11.17. エスペラント会館(早稲田)にて

1.パソコン操作の常識 −−−小林 司
2.メールが出来る人は次に何をするか? −−−青山 徹
3.EspeTRONの概略説明と操作実習 −−−中村大真

(写真提供:瀧沢まさお氏)

1.パソコン操作の常識 −−−小林 司     
           

ソフトをインストールする時は、常駐ソフトを停める

  ソフトをダウンロードしたり、インストールする時には、「常駐ソフト」を全部止めてから行う。常駐ソフトは、デスクトップの右下隅にアイコンで示されているから、これを一つずつ右クリックして「停止」「閉じる」「終了」などを左クリックすればいい。この他に、画面の焼付けを防ぐ「スクリーンセーバー」も、コントロールパネルの「画面」−−「スクリーンセーバー」で「なし」に変更しておかないと、一定の時間にスクリーンセーバーが現れて、インストールを中断させてしまう(モニタが液晶の場合には、焼き付きがおきないから、スクリーンセーバーは不要である)。新しいスクリーンセーバーを入れると、他のソフトがうまく動かなくなることがある。その場合には、それをすぐに削除する。
ソフトをインストールした後や、スキャンディスク、デフラグを実行した後などには、必ずパソコンを再起動しておく。

アイコンをデスクトップに作る法

 新たにインストールしたソフトのアイコンをデスクトップに置くには、次のようにする。スタートからプログラムをクリックすると、右側にそのリストがずらりと並ぶ。リストの最後か、ABC順に並んでいるならば規定の位置に今入れたソフトの名前がある。それにポインタを合わせてから右クリック。「ショートカットの作成」を左クリックすると、その近くか、リストの最後かに、同じ名前に(2)が付いた項目が出来ている。そのアイコンをデスクトップにドラッグする。これで、ショートカットのアイコンが出来た。アイコンの下部にある名称を変えるには、名称を右クリック。「名前の変更」を左クリック。ポインタを名称の右端に合わせてそっとクリック。Backspaceキーで(2)と、不要な文字を消すか、適当な名称を入力する。終ったら、デスクトップの、何もないところを左クリック2回で、名称を定着させる。

ソフトの所在を探す

  「スタート」−−「プログラム」で表れるリストにソフトが見つからない場合には、次ぎのようにする。「マイコンピュータ」−−「ハードディスク(C)」−−「ProgramFiles」をダブルクリックすると現れるリストにソフトの名前が含まれている事が多い。それを右クリックして、上と同様にする。(プログラム・ファイル以外の場所に入れた場合には、もちろん、そちらを見る)。デスクトップにアイコンが増えすぎると、立ち上がりが遅くなるし、パソコンが不安定になるので、数を減らすとよい。それには、デスクトップの何もないところで右クリック。「新規作成」−−「フォルダー」をクリックして、新しいフォルダーを作り、その上へ幾つかのアイコンをドラッグして、グループ化すればアイコンの数が減る。その名称を記入するには、上記の「名前の変更」と同様にする。

「保存」の方法 

 「ファイル」から「保存」を選んだときに、枠内に記入した文字が青バックで選択されたままだと保存できないことがある。必ず、青いところをクリックしてから「Enter」で確定して、青い欄を白バックに変えてから「保存」をクリックする。保存できたかどうかを確かめる習慣をつけないと、巧く保存できていなくて、消してしまう恐れがある。
入力したデータを保存する場合、下から2行目の「ファイルの種類」を「テキストファイル(*.txt)」にしておくといい。既に他の指定(「c言語ソースファイル」など)が表示されていれば、その欄の右端にある▼をクリックして、「テキストファイル(*txt)」をクリックすればいい。

フロッピー・ディスクの抜き忘れ

  フロッピー・ディスクを使い終わったら、すぐに抜く習慣をつけておく。挿入したままでパソコンを終了すると、次回に電源を入れてもパソコンがたちあがらない。もし、そうなったら、フロッピーディスクを抜いて、キーをどれか一つ押すと、たちあがる。それでもだめならば、[Ctrl][Alt][Delt]の三つのキーを同時に数回、続けざまにポンポンポンと押すと画面が暗転してから立ちあがることがある。それでも駄目ならば、強制終了して、初めからやり直す他ない。

スペックの見方

 スペックを見るには、「スタート」−−「プログラム」−−「アクセサリ」−−「システムツール」−−「システム情報」をクリックする。ハードディスクの空き容量を見るには、「マイコンピュータ」をクリックして「ハードディスク(C)」を右クリックすると左端に示される。これが、500MB以下になると、メールやインターネットがすぐにはつながらなくなることがある。作業に必要なので、ハードディスクの全容量の10%以上を「空き容量」として残すのが好ましい。新たにパソコンを買うときのスペックの目安は、CPUが600MHz以上、メモリが128MB以上、ハードディスクは20GB以上である。メモリは,購入時に増設を頼める。メモリが多いほど、パソコンの動きが速くなる。(クリックして、すぐに反応が現れるのをパソコンの動きが「速い」と表現する)

メールのアカウントの設定法

 インターネットやメールの電話番号などの設定は、「アウトルック・エクスプレス」か「インターネット・エクスプローラ」の「ツール」から「アカウント」と「インターネット・オプション」のメニューの各項目、および、「スタート」−−「設定」−−「コントロールパネル」−−「モデム」で行う。「TCP/IP設定」は、「インターネット・エクスプローラ」−−「ツール」−−「インターネット・オプション」−−「接続」−−「ダイアルアップの設定」−−「設定」−−「ダイアルアップの設定」−−「プロパティ」−−「サーバーの種類」−−「TCP/IP設定」で行う。

画面の印刷法

 パソコンのデスクトップに現在見えている画面を印刷する場合には「PrintScreen」キーを押す(この作業をキャプチャーと呼ぶ)とクリップボードにその画面がコピーされる。一旦クリップボードにその画面をコピーしておいてから、「Word」または「エディタ」「ペイント」などを開いて、メニューの「編集」−−「貼り付け」をクリック。その操作によってウィンドウに画面のコピーがが出てくる。メニューの「ファイル」−−「印刷」をクリックして、現れた画面をプリントする。なお、「PrintScreen」キーと「Alt」キーとを同時に押すと、下にあるタスクバーがない画面がコピーされる。

 これらの画像を含む画面を、印刷でなくて、保存をするには、キャプチャーした後に、「スタート」−−「プログラム」−−「アクセサリ」−−「ペイント」を開き、メニューバーの「編集」−−「貼りつけ」をクリックして、一旦その画面にクリップボードの画像を張り付けてから、JPEG形式などで保存する。

  インターネットエクスプローラーで、ホームページの見えないところを含めて、ページ全体を印刷するには「ファイル」−−「印刷」でよい。印刷プレビューを確認して印刷すれば、欲しいページだけ印刷できる。インターネットでダウンロードしたものを印刷するには、一旦保存してから印刷するほうが、途中で切断される心配がないし、経済的だ。

アイコンを分散配置する法

  アイコンを分散配置させるためには「アイコンの強制的配列(自動整列)」を解除しておく必要がある。デスクトップで、アイコンがない場所で右クリック。「アイコンの整列」−−「アイコンの自動整列」をクリック。左端についているチェックが消えれば、アイコンを自由に配列できるようになる。

フロッピーディスクの内容を全部他のフロッピーディスクにコピーする法

 コピー元のフロッピー・ディスクをドライブに挿入してから、「マイコンピュータ」をダブルクリックして開き、、「3.5インチFD(A)」を右クリックし、「ディスクのコピー」をクリック。「開始」をクリックすると、コピー元のデータの読み取りが始まる。一分くらいで横に伸びる棒グラフが中央付近までくると、「コピー先のディスクを入れよ」という指示が出る。新しいフロッピーを入れて「OK」を押すと一分くらいでコピーが終わる。

フロッピーディスクにあるソフトなどをハードディスクへコピーする法

1)アイコンの自動整列を解除
    デスクトップのアイコンがない部分を右クリック
    「アイコンの整列」から「アイコンの自動整列」のチェックをはずす
2)エクスプローラのアイコン作成
    スタート−−プログラム−−「エクスプローラ」を右クリック 
    「ショートカットの作成」を左クリック
    その列の一番下に「エクスプローラ(2」ができている 
    それをデスクトップの中央一番下あたりまでドラッグ
3)今作った「エクスプローラ」のアイコンを左ダブルクリック
4)現れた表をデスクトップの右半分へドラッグ  
     大きすぎたら右端の縦線中央にカーソルをあて、出てくる矢印を左へ
     ドラッグして、表を細長くする
5)もう1度、3と4を繰り返して、今度現れた全く同じ表を左側に並べる  
6)コピーしたいものが入っているフロッピーをFDドライブに挿入
7)左側の表の「3.5インチFD(A)」(上向き三角をクリックすると
    (C)のすぐ上に現れる) を右クリック 
8)「コピー」を左クリック
9)右側の表の「ProgramFiles」を右クリック
10)「貼り付け」を左クリック (コピーが始まる)

[ 上記の 7)〜 10)のかわりに、次ぎに述べるような別の方法もある。]
  7)左側の表の「3.5インチFD(A)」(上向き三角をクリック
  すると(C)のすぐ上に現れる) を右側の表の「ProgramFiles」ま
  でドラッグしてボタンを離すとメニューが表示されるので「ここにコピー(C)」を
  左クリック (コピーが始まる)。

11)その「ProgramFiles」をダブルクリックすると、今入れたファイルが入っているはず
12)そのファイルをダブルクリックして開き、「Setup.exe」(フォルダーオプションで「登録されている拡張子は表示しない」にチェックマークがある場合はsetupとなっている)というパソコン型のアイコンがあればそれをダブルクリックしてセットアップする。
13)一番派手なファイルをダブルクリックすると、デスクトップにファイルが開く
14)13を確認してから、その派手なファイルのアイコンを右クリックして、「ショートカットの作成」をクリックし、デスクトップにアイコンを作る      
15)できたアイコンをクリックすれば、目的のファイルがデスクトップに開く

電子辞書などをハードディスクにコピーする法

 辞書が入っている電子ブック(ボールペンの先で爪を押してキャディから中身を出す)やCD-ROMをCD-ROMドライブの中に入れる。

Windows のエクスプローラを開いて、CD-ROMドライブ(Eなど)をクリックしてあらわれたフォルダーをドラッグして、(普通)CドライブにあるProgramFilesの上に重ねる。こうするとProgramFilesの中にこのソフトがコピーされる。この方法でうまく行かない時は次の方法で行なってください。

Windows のエクスプローラを開いて、「ProgramFiles」をクリックして開き、「ファイル」をクリック。「新規作成」をクリック。「フォルダ」をクリックすると、先ほど開いておいたProgramFilesの窓の一番下に新しいフォルダができる。それを右クリックして、名前を「岩波英和辞典」のように入力しておく。このようにして、辞書一つごとに一つのフォルダを作る。そのフォルダの中にその辞書の中身をそっくりコピーする。

それには,エクスプローラをもう一度ダブルクリックして、窓を二個左右に並べて表示する。左の窓から右クリックの窓へコピーすると決めておくとよい。左の窓のCD-ROMを右クリックして「コピー」を左クリック。次に右の窓の中の先ほど作っておいた「「岩波英和辞典」を右クリック。「貼りつけ」を左クリック。これで左から右へコピーされる。
その際に、フォルダのツリー構造をそのまま再現すること、また、ルートにある細かなファイルも忘れずにコピーすることが重要。

エディタ

 @ ワープロは、印刷用のソフトだ。印刷の外観を整えて、見栄えをよくするためのものである。A ワープロで書いた文には互換性がない(書いたのと同じ機種を使わなければ読めない)ので、ワープロで書いた文を出版社が編集するときには、各ワープロによるそれぞれ独特のファイルを、一旦、共通の「テキストファイル」に直さなければ使えない。「エディタ」で書いた文ならば、機種やOS(基本ソフト)の差は関係ないので、DOS, WINDOWS,Mac、Unix など、いずれのOSを使っている機種を使っても、読むことができる。B「エディタ」は、動きが軽くて、速い。ワープロ・ソフトは、いろいろな修飾を用意しているために動きが遅い(重い)。ワープロは「文字入力機能」の他にも「レイアウト機能」という大きな荷物を背負ってよたよた走っているようなものだから、「文字入力機能」だけで身軽に走っている「エディタ」と競争すれば到底かなわないのだ。つまり、文字を入力するだけのためならば、エディタの方が圧倒的に楽で、速いし、ファイルのサイズも小さい。ワープロで打てば3時間もかかる文を、「エディタ」ならば1時間で入力できる。
 
ここで「テキストファイル」という単語が出てきた。これは、「テキスト」つまり、文字および文字列を指しており、モニタに現れる「画像、絵、図、表、グラフ、データーベース以外のもの」を意味している。テキスト形式は「文字に関するすべてのデータの基本」である。MS-DOSやマッキントッシュならば、どんなソフトでも、どのパソコンでも、テキスト形式の文を開くことができる(読み取れる)。

たいがいの「エディタ」は「窓の杜」(http://www.forest.impress.co.jp)からダウンロードできる。私は「EmEditor」と「秀丸」(ともにシェアウェア)と「MKEditor」(フリーウェア)とを愛用しているが、エスペラント文を書くときには、中村大真さんが作った「Kajero」が便利だ。このエディタを開いておいて、cxと入力すると、字上符がついたcになる。このエディタによって韓国語も打てる。

雷サージ

  落雷しなくても、遠くで雷が鳴っているだけで電線や電話線に瞬間的に高電圧の異常電流(1000〜10000アンペア)が流る誘導雷(雷サージ)という現象によって、パソコンや周辺機器が壊れることがある。特に電話線に繋いであるモデム、ターミナルアダプタ、ルータ、ファックスなどが被害を受けやすく、夏季のパソコン・トラブルの半数近くが雷サージによると言われている。ダイアル式の黒電話機は雷に対して壊れにくいから、遠くで雷が鳴っているときには、筆者はこれに切り替えている。近くなったら、ブレーカーを切っておかないと、雷によってパソコンだけでなしに、冷蔵庫や電気洗濯機も壊されることがある。

パソコンのスイッチを切っておくだけでは壊れるので、これを防ぐには、パソコンのコネクター(接合部)から電線と電話線とを抜いておくのが一番確実である。電線に「両切りスイッチ」を挿入しておくのもよい。(普通のスイッチだと、ワイヤー2本のうち1本しか切れない仕組みになっているから役に立たない。)「両切りスイッチ」は、秋葉原へ行っても、特定の店以外ではなかなか手に入らない。
雷サージからパソコンを守るには、モジュラージャック付きの「雷ガード付き電源タップ」「雷プロテクター」が2000円くらいから市販されているが、付近に落雷した場合には対処できないし、雷が鳴る回数が増えるとプロテクターが壊れる。。雷プロテクターには、アレスター・タイプととバリスター・タイプの2種があるが、いずれにも短所があり、両者を合わせたサージバスター回路が一番優れている(エレコム、9500円)。

いったん抜いた電話線のモジュラージャックをパソコンのコネクターに戻すときに、注意しないとすぐ隣にある「LAN」用の穴に間違えて挿入することがある(穴には、パソコンが3個つながっているマークが付けてあるだけで、区別しにくいことが多い)。こうすると、その瞬間から家中の電話機が使用不能になるが、モジュラージャックを正しい穴に入れ直せば、回復する。よく見れば、穴の形が微妙に違うのだが、無理に押し込めば入ってしまうので、気づかないことが多い。メーカーは、LAN用の穴を別の場所に設置するか、ふたをつけるなどで区別しやすくしてほしい。

ハードディスクの寿命

「ハードディスクはおよそ2年か、2万時間(そのうちの少ない方)でだめになる消耗品だ」という記事を見た。したがって、ハードディスクに保存してあるデータは、何時消えても困らないように、用心してバックアップを取っておく必要がある。普通は,メールとインターネットのアドレスや内容、「マイ・ドキュメント」の内容、「お気に入り」のアドレス、くらいを保存すればいい。

ハードディスクは、レコードに針がのっているような構造になっており、1.25ミリのヘッダが10万分の2ミリくらい浮上して、その下を磁気ディスク(プラッタ)が毎分数壱千回の割りで回転している微妙な器械だ。したがって、電源が入っているときにパソコンを移動するのは非常に危険である。振動や衝撃に弱いから,自動車で揺られたりしない方がいい。高温にも弱いから、真夏に自動車の中にパソコンを放置するとか、布団の上にノートパソコンを置いて、通気が悪いまま入力する、パソコンのすぐ横に電球があって加熱してしまう、などは、よくない。寒いところから急に温かい部屋に入ると、ディスクの表面に結露して壊れる。多湿も禁物だ。電源のオン・オフを頻繁に繰り返したり、フリーズして正常な終了をできないのも、ハードディスクを壊す原因になる(「アスキードットPC」2002年11月号56‐61ページ)。

フロッピーもある日、突然真っ白になることがある。湿気の強いところなどに保管すると、使えなくなる。バックアップは2枚、 同じものを取っておくとといい。毎日来るメールをMOに保存するような場合には,偶数日のMOと、奇数日のMOとを2枚用意しておいて、交互に使うとリスクを分散できる。
 液晶の寿命は5万時間である(1日10時間使えば、約13年)

各パソコン雑誌の傾向

「iP!」  編集に力を入れているのがわかる。付録CD-ROMが二枚付く。
「ASAhIパソコン」   特色のない総合的展望雑誌。
「朝日ビジネスPASO」 ビジネスマン向き。
「月間ASCII」       上級むけ。 技術的に難しい記事が多い。
「日経click」      初心者の少し上を狙っている。
「日経PC21」    事務能力向上,エクセルに的を絞っている。特集がいい。
「日経モバイル」  モバイルに関する情報誌。
「netn@vi」      インターネットに絞っている。
「週刊アスキー」  情報誌、毎号の特集がいい。おすすめ。
「Windows Power」 Windowsむけのソフトを紹介する雑誌。ソフトが付録
             CD-ROMに入っている。
「YOMIURI PC」       中年を狙った初心者向け編集。1冊だけ読むならこれがいい。
                                                           

2.メールが出来る人は次に何をするか?−−−青山 徹

次の説明は私の理解出来るWindowsが中心になっていることをご了承下さい。分かる範囲ではMacのことも付記します。

字上符のつけ方

  今、新しくWindowsのコンピューターを買うとWindows XPのソフトがはいっています。これですと、すでにエスペラント用のフォント(活字のようなもの)は入っていますので、この字をどうやってキーボードから入力するかが問題になります。Wordを使う場合で説明します。これには「ショートカットの割り当て」というのを使います。

1) まず、Wordを開きます。
2) 「挿入」をクリック
3) 「記号と特殊文字」--「その他の記号」をクリック
4) 一覧表が出てきますからここでエスペラント文字(例えば「c^」)を選択します。
5) 「ショートカットキー」を選択
6) 「alt」を押しながら「c」を押します。
7) すると「割り当てるキーを押して下さい」の欄に「alt+c」と出ます。
8)「割り当て」を押します。
9) 同じようにしてほかの文字も設定して下さい。
10) 大文字の時はshiftを押しながら「alt」と「c」を押して下さい
11) 割り当てるキーのところは「alt+shift+c」となります。
12) 同じようにすべての大文字も割り当てます。
13) これで完成です。

  Windows98でWord98などの場合はエスペラント文字が含まれているLatin3というフォントを新たにインストールし、上記の方法を使えば出来ます。

  一太郎の場合は「単語登録」を使います。次のやり方は下記のURLのページにあります。
http://www.hokkajda-esp-ligo.jp/jp/temoj_de_la_supersigno-j.htm

1)一太郎を開き、ATOKの文字パレットを開く
2)Unicode表にする。
3) 該当する文字を確定する。
4) その文字を「コピー」する。
5)単語登録を開く。
6) 単語のところに該当する文字が入っているので、読みのところに、たとえば単語のところが「c^」ならば「cx」と入力する。
7)同様に他の文字にもおこなう。
8)これで完成です。

  Macの場合も同じようにキーボードから入力出来るようにショートカットを作成して使います。

読みめない漢字の入力

  読みめない漢字を入力する時にどうしますか。
ひらがなとローマ字を切り換えたりする「あ」「般」とか表示されている「IMEツールバー」というのがありますね。この「般」の隣に「IMEパッド」というのがあります。これをクリックすると手書き入力というのが出てきますので、マウスを使ってその漢字を書いて下さい。候補となる字が出てきます。正しいのをクリックすれば入力できます。またその漢字の読みや意味が分からない時はこの字にポインターを持って行くと、音と訓の読みが出てきます。簡便な漢和辞典にもなるわけです。

ウイールスの問題

  少し前にNimdaというウイールスがはやりました。最近、新しく出てくるウイルスの性質、予防法はほとんど一緒ですので、次のページを参照してください。
http://homepage1.nifty.com/aoyama-t/nimda.htm

  最近はプロバイダーが有料(200-300円程度)でメールに付いてくるウイルスの除去サービスをしています。これを利用するのが一番簡便でしょう。これを利用するには自分のプロバイダーのホームページを開き、この中にある「ウイルス除去サービス」のページから自分のIDなどを入力すればそれでOKです。この場合はホームページ閲覧を通じて入ってくるウイルスは除去できません。しかし、ウイルスのほとんどはメールを通じて感染しますので、かなり安全になります。

  自分で予防するにはウイルス予防ソフトを買い(6000円程度)、インストールすることです。コンピューターを買って1年以内ならプレインストールされているソフトがあることが多いです。これをアップデートすれば良いです。1週間に1-2回、新しいデータをダウンロードするお知らせが入ります。新しいウイルスに対応するためなので、必ず実行してください。

  ウイルス関係の説明を読むと、よく「Internet Explorerのセキュリティホールをふさぐことで、メールをプレビューしただけでウイルスが動作をはじめることはなくなります」などと書いてあります」。これはOutlook Expressを使ってメールを受信した時に、下半分に受信したメッセージが見られますが、ウイルスが含まれていると、これだけでウイルスに感染します。

  インターネットエクスプローラーのバージョンが5.5以下だとこうなりますが、5.5SP2以上にバージョンアップすると、こういうメールの時は、「ウイルスが含まれている可能性があります。開きますか?」と聞いてきますので、ここでキャンセルを押し、削除すれば良いわけです。ただし、ウイルスをブロックできるわけではありませんので、ここで「はい」をクリックするとウイルスが動作しますのでご注意ください。

  そこでインターネットエクスプローラーやOutlook Expressを使わずに、ほかのブラウザーやメールソフトを使えば良いと言われるわけです。でもこれらを使っても、クリックして実行してしまえばやはり感染します。

  Windowsが特にウイルスに狙われているので、Mac, TRON, Linux などほかのOSに乗りかえる、というのも一つの手です。

  最近のウイルスは、感染したコンピューターのハードディスクの中に保存されているIDを探し出し、その1つを送信者(from)にして、そのほかの何百というIDに対して、一瞬にしてウイルスメールを送信します。感染したコンピューターの持ち主が意図的に送るわけではありません。コンピューターに電源が入ると自分でプロバイダーに電話し、送ってしまうわけです。電源が入っていなければ、また電話線が接続されていなければ発信はされません。ですから、感染したら、すぐ電話線をはずすことです。アドレス帖からデータを外しても、受信したメッセージを保存していれば、そのデータには送信者のデータが含まれていますから、被害の対象になります。

  上記のように送信者の名前まで騙るので、送信者の名前を見てどなりこんでもダメです。本当の送信者を特定するのは難しいのですが、全然不可能なわけではありません。次のメールヘッダーを見てください。

Received: from rcpt-impgw.biglobe.ne.jp by biglobe.ne.jp (RCPT_GW)
id JAA24188; Wed, 09 Oct 2002 09:12:44 +0900 (JST)
Received: from smtp.sirius.ocn.ne.jp (sirius.ocn.ne.jp [211.6.83.138])
by rcpt-impgw.biglobe.ne.jp (mnmy/3410050802) with ESMTP id g990CiQ24184
for <akasaka-t@mre.biglobe.ne.jp>; Wed, 9 Oct 2002 09:12:44 +0900 (JST)
Received: from oemcomputer (q24-dn02myojin.tokyo.ocn.ne.jp [211.17.0.25])
by smtp.sirius.ocn.ne.jp (Postfix) with SMTP
id 0FEDB2592; Wed, 9 Oct 2002 09:12:12 +0900 (JST)
From: "Tanaka Teturo" <BYR03561@par.odn.ne.jp>
Subject: Re: Bonan revenon!
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/alternative; boundary="----------HPV86ZYK4JLJR4F"
Message-Id: <20021009001212.0FEDB2592@m-kg251p.ocn.ne.jp>
Date: Wed, 9 Oct 2002 09:12:12 +0900 (JST)
To: undisclosed-recipients:;
X-Biglobe-VirusCheck: Wed, 09 Oct 2002 09:12:45 +0900
X-UIDL: 799789909087555F904537875F999980515F255
Status: RO


  これは赤坂さん(仮名)が受けたウイルスメールです。メールにはヘッダーというのが付いて来ます。これはOutlook Expressの場合だと「ファイル」−「プロパティ」−「詳細」で見ることが出来ます。上のヘッダーを見るとReceivedというのが3つありますが、これはこのメールが経由してきた経路を示しています。一番下のReceivedを見ると“smtp.sirius.ocn.ne.jp”から発信されていることが分かります。また“q24-dn02myojin.tokyo.ocn.ne.jp”というのもあります。東京から出ています。そこで東京の友人で、.sirius.ocn.ne.jpのIDを持っている人を探せば、その人のコンピューターが汚染している、ということが分かります。でもこの部分のプロバーダーがniftyとかbiglobeなど大きなプロバイダーだと該当者が多すぎてなかなか探せません。もうひとつは田中さんが“ Re: Bonan revenon”というメールを送った人が誰かを調べることです。この場合はすぐに犯人(?)を特定できました。宛先(To)は“undisclosed-recipients”のようになっています。つまりたくさんの人に送られているわけです。この場合、田中さんの名前がありますが、実際は田中さんが送ったわけではありません。

インターネット・ラジオ放送

  現在、日本で通常のラジオ放送でエスペラントを聞けるのは中国国際放送だけです。これは毎晩8時からやっていますので、聞いている人も多いようです。でも最近はインターネットを通じては色々な放送が聞けます。ですからヒアリングの練習になります。まず次のページ(豊中エスペラント会の「インターネットによるエスペラント語放送」)に行って下さい。
http://www.bongo.ne.jp/~teg/radio.htm

  ここで、まずポーランド放送の「Real Playerで聞く場合」の「最新」または好きな曜日をクリックしてください。Real Playerというソフトが入っていれば、すぐ聞けるページです。もし、インストールされていない場合はこのページの左にある「放送を聞く場合」をクリックし、このページからインストールしてください。
 
ほかにftpというのがあります。これは、すぐ聞けるのではなく、一度ダウンロードして、終わってから聞くものです。

先のページには中国国際放送もありますね。インターネットだとフェージングがなく、きれいに聴取できます。ほかにキューバ、韓国、バチカンなどもあります。ほかにも前に放送したのをストックしているページなども別のところにはあります。時々、URLが変わったりしますが、これらは耳の訓練に最適です。もう録音テープも CD もリンガフォンもなしで、お金もかけずに上達できます。

電子単語帳(電単)

  コンピューターで使う国語辞典や英和辞典を使い、その便利さを満喫している人も多いと思います。しかしながら,以前はエスペランチストが実用的に使える電子辞書は残念ながら不十分な状態でした。そこで、 この現状を少しでも改善したいという願いから,この『電単』は誕生しました。収録見出し語は約15000語あり,エスペラントの対訳電子辞書のなかでは最大級のものといえるでしょう。このプロジェクトに従事した17人はコンピュータ・ネットワークを通じて共同作業を進め,97年1月に公開しました。これはフリーウエアとして公開されていますので、誰でも利用できます。この間の事情などについては次のページを参照してください。
http://www.s-w.co.jp/~taon/dentan/pevl.html

  これを使うには辞書のほかに、これを使うためのソフトが必要です。まず次のページに行って下さい。
http://www2.saganet.ne.jp/vastalto/esperanto.html

  このページに“EVAWIN.EXE (Ver 1.21)”というのがあります。これには上記の電単辞書とソフトが入っています。電単には旧PIV(2002年に出た改訂新版以前のもの)に入っている15000語が入っているのですが、合成語は入っていません。
このEVAWINというソフトには複数の辞書が入るので、このページの一番上にある“実用エスペラント小辞典 第1版 (Ver 1.00)”というのも一緒にダウンロードしてください。

  これらはいずれもlzhという形式で圧縮されているので、解凍ソフト(LHASAなど)で解凍して使って下さい。解凍ソフトはパソコン雑誌の付録CDによく入っています。または「窓の杜」のホームページ(http://www.forest.impress.co.jp)などへ行ってダウンロードしてください。

  EVAWINの中には電単は入っていますが、これにもう一つ、ダウンロードした“実用エスペラント小辞典”というのを辞書登録します。この“小辞典”には合成語やコンピューター用語なども含んだ22300語が入っていますので、こうして辞書を2つ登録してあると、学術用語も合成語もひくことが出来るようになります。辞書を2つ入れたので、辞書をひくと同じ単語が2回出ることもありますが、訳の違いを知るのも良いでしょう。

この辞書の登録のしかたについては、ダウンロードした中に説明がありますが、大体,次のようになります。EVAWINを解凍して出てきた install.exe をダブルクリックして、まずEVAWINをインストールします。この過程でアイコンの作成なども行なわれます。次に解凍された中にある Evawin.exe をダブルクリックすると、Evawin というソフトが立ちあがります。ここで「ツール」−−「辞書編成」をクリック、「原稿ファイル」には”小辞典”を解凍して出てきた PEJV.txt のパス(所在)を「参照」を使って入力、「辞書ファイル」には PEJV.dic とでも入力してください。「実行」を押すと、txt 形式のデータが辞書形式のデータに変わります。
次に「辞書」−−「辞書登録」をクリックすると、PEJV.dic という名前も見えると思います。ここを矢印のキーを使って選択して、「追加」を押し、「保存」を押すと、PEJV.dic も辞書として登録されたことになります。Evawin の「辞書」という窓には2つの辞書名が見えると思います。これでOKです。

  画面上のアイコンを下のタスクバーにドラッグしてくると、タスクバーに小さいアイコンが収まります。ここへ入れておけば、画面でエスペラント文を読みながらでも、すぐクリックにより、ポップアップさせて使えます。一度使ったら手放せません。このページにはMac 用のツールもあります。辞書は共通です。

Kurso de Esperantoの紹介

  "Kurso de Esperanto"は、ブラジルで開発された、エスペラント学習ソフトです。今回日本語版を含めて18ヵ国語での学習が出来るようになりました。 MP3形式での発音も取り入れられていて、聞き取り練習が出来ます。 更にマイクを使えば一人で発音練習もできます。

  このソフトは独習用ですが、練習問題の添削に ついては電子メールでの指導も考えに入れて作られています。日本でもボランティア・グループが 無料で添削サービスを行なっています。 そういうわけですので、せっかく素晴らしく、また楽しいソフトが日本語化され、無料添削も行なわれるので、有効にお使いになると良いと思います。まず、次のページを開いてください。
http://espero.hp.infoseek.co.jp/E_kurso_jp/

  ダウンロード上の注意やこのkursoについての説明など、こまかく書いてあります。これらを読んでしてみてください。ただ、ちょっと重く、9.6Mbあります。どうしてもダウンロード出来ない人にはCD配布のサービスもしています。これもホームページに説明がありますので、読んでください。すばらしいソフトです。これだけで、読み、書き、発音出来るようになります。

ホームページを作りましょう

  ある程度、コンピューターが出来るようになったら、次には自分の、またはロンドのホームページを作ってはいかがでしょうか。エスペラントについてでも、自分の趣味についてでも、または主義・主張についてでも良いでしょう。ロンドのホームページを作ると、新人がそのページを見て、入会することもあります。また、例会の日取り、場所なども周知出来ます。ただし、ちゃんと更改しないと、一度来た人もこなくなります。

  まず、どこのプロバイダーのサーバーにホームページを置くかを決めます。普通、メール・インターネットをやるのに契約している自分のプロバイダーのホームページ用のサーバーを利用できます。どのような条件で、どのように申し込むかはそのプロバイダーのホームページを見てください。「個人ホームページ」などの名前で、説明したページへのリンクがあると思います。

  ほかの無料サーバーが良いならinfoseekなどがありますので、そこへ申し込みます。広告が入りますが、無料です。

  またホームページを作るソフトをどうするか、ホームページをサーバーに送るソフト(FTPソフト)をどうするかを決めます。ホームページ作成ソフトとしてはMicrosoft社のFrontpage Expressというのがあります。これは無料です。定評のあるソフトにはIBM社のHomepage Builderがあります。これにはFTPソフトもついています。有料ですが、多くの人が使っています。FTPソフトにも無料のもあります。「窓の杜」のサイトなどからダウンロード出来ます。

  ホームページの開設手順については、大阪の山野さんが「ホームページの開設手順」というタイトルで分かりやすく説明してくれています(日本語です)。次のページです。これでバッチリです。
http://monto2000.hp.infoseek.co.jp/homepage.htm

ERAJの紹介

  1人が発言すると会員全員にその発言がメールされる仕組みがあります。これはメーリングリストと言います。討論したり、情報を伝達するのに便利な仕組みです。

  2000年の中頃にエスペラント界にも標準となるような、この仕組みを作ろうという声があがり、同年12月に発足しました。それがERAJ (Esperantaj Ret-Amantoj Japanaj)と言います。現在では200人近くの人が会員になっています。

  「明日、エスペラントについての放送がありますよ」、「週刊XXX」に「エスペランチストのXXさんが書いています」、「来日するXXさんの大阪での宿をだれか提供してください」、「こういう至急の手紙が来ていますが、誰か連絡を取ってくれませんか」、「こういう表現を見ましたが、これはどういう意味か教えて下さい」など有効に機能しています。

  毎日エスペラント文に出会えることもメリットになっています。好きなものだけ読めば良いです。全部を読む必要はありません。今は日に5−6通の時が多いです。メールが出来る人は大体入っていると思いますが、まだの人は下記のURLから入会してください。
http://homepage1.nifty.com/aoyama-t/eraj.htm

主なエスペラント関連のホームページの紹介

  エスペラント関係のホームページを見る時に、スタートするページとしていくつか適当なのがありますが、ここではJEIのホームページを入口としてやってみましょう。
先ず、次のページへ行ってください。
http://www.jei.or.jp/

  上から順に行きます。まず“Esperanta Pag^o”ですね。ここでは代替表記方式のページと Latin3方式で書かれたページがあります。外国人にとっては、このページだけが、読めるエスペラント・ページになります。

  「会員向けのページ」には各種大会のホームページへのリンク、100周年関係の情報、販売図書・蔵書目録、八ヶ岳エスペラント館の予約表、歴代の小坂賞受賞者名まであります。

  「ユネスコ活動」を見ればエスペラントとユネスコの関係なども良く分かります。

  「パソコンとエスペラント」はぜひ読んで下さい。先に話しました字上符のことも電子辞書ことも載っています。

  次の「トピックス」には最新のニュースが載っており、どんどん更新されていますので、必読です。

  「ザメンホフのページ 」へ行くとザメンホフの伝記も読めますし、ザメンホフの肉声による演説も聞けます。

  「月刊誌エスペラント」というリンクには寄稿案内などもあるし、年間索引もあります。この索引は記事を探すときに役立ちます。

  次の「八ヶ岳エスペラント館の紹介 」には地図などもありますので、始めて行く人には助かります。

  そのほかにも色々役に立つ情報があります。作っている人はたえず情報を更新していますので、時々は覗いてください。

  ほかに入口として定評のあるのは豊中エスペラント会のページです。ここにはJEIにないような珍しい情報もあります。

  世界の情報ならば“Virtuala Esperanto-Biblioteko “が良いでしょう。カテゴリー別に色々の情報があります。もちろんエスペラントです。

  ほかにUEAのページにも有用な情報があります。ただ、このページへ行くと「戻る」を押しても戻れません。インターネットエクスプローラーを使っている人は「戻る」の横にある▼を押すと、今までに訪れたページの名前が出てきますので、好きなページをクリックして戻ってください。

  このようにコンピューターをうまく使えばエスペラントのことを知ったり、エスペラントの勉強をするにも非常に役にたちます。うまく使ってそのメリットを享受してください。

3.EspeTRONの概略説明と操作実習 −−−中村大真

「超漢字」とは

「超漢字」というのはWindows、Mac-OS、Linuxなどと同じOS(基本ソフト)の名前です。
TRONプロジェクトの成果の一つとして生まれました。
TRONにもいくつかの仕様がありますが、これはそのうちのBTRONという仕様に基づいた日本のパーソナルメディア社の製品です。

この製品には文書作成、図形作成、電子メール読み書き、ホームページ閲覧、表計算、
文字検索、世界文字入力などの各種ソフトも付属しており、Windowsのコンピューターを
持っていれば、すぐに使えるようになっています。

毎日のコンピュータ生活が快適に:精神衛生によい

何故かというと
−メニューやメッセージなどがすべてエスぺラントで表示されている。
−多言語、多漢字が完全に制約なく使える。
−ウィルスの心配なく電子メールやホームページ閲覧が可能である。
−便利な文字検索が出来る: 漢字の部品の組合せで検索、異形字の検索などが可能。
−つかんでポン、実身仮身 など感覚的に分かりやすいktp. ktp。

エスぺラント版「超漢字」を使うには

次のものが必要です
・お手持ちのWindows用パソコン(古くてもO.K. Windows95用でも)を持っている。
・超漢字4(定価25000円)を入手する。
・エスぺラント化キット(無償でダウンロード可能)を入手する。

手順としては
(1)ハードディスクをWindows用と超漢字用に分割する(このツールは超漢字4に入っている)。
(2)超漢字4をインストールする。
(3)エスぺラント化キットをインストールする。

参考
・超漢字のホームページ
 http://www.chokanji.com/

・EspeTRONのホームページ
http://www.wombat.zaq.ne.jp/esperanto/tron/

・吉目木晴彦『すべての執筆活動をパソコンで』
(パーソナルメディア刊2002年)

操作実習

当日は超漢字の入ったコンピューターを数台用意し、エスぺラント・日本語混合で文書作成をした。

(1) 原紙箱(Foli-kesto)から原稿用紙(Tekst-folio)を取り出して、文書名を命名する。
(2) 文書をダブルクリックで開く
(3) 世界文字入力のエスぺラントを選択([Alt]+[変換])
       字上符は[c][x]  [u][x]
(4) 日本語を選択([Alt]+[変換])
(5) 移動は「つかんでポン」(マウスの左ボタンで範囲指定→ドラッグ)
(6) 文書の中に別の文書を埋め込む:
       仮身(datumsimbolo)→実身(datumkorpo)

EspeTRONについては聞いたことはあるが、実際に操作したのは始めて、という人が多く、
みなさん、満足したようでした。


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